造鼻術(読み)ぞうびじゅつ

世界大百科事典(旧版)内の造鼻術の言及

【手術】より

…種々の手術器具が考案され,穿刺(せんし)による腹水の排除,傷の縫合,白内障,鼻骨の手術,膀胱結石に対する砕石術,腸閉塞に対する開腹術なども行われていた。当時鼻をそぐ刑罰を受けたものに対する造鼻術などは,インドの造鼻術として,その原理は今日の形成外科に生かされている。 しかしながら古い時代の医療は,いずれも経験だけによって築き上げられたもので,むしろ魔術的要素も多く,科学としての体系をもたなかった。…

※「造鼻術」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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