連房式登窯(読み)れんぼうしきのぼりがま

世界大百科事典(旧版)内の連房式登窯の言及

【窯】より

…この大窯で黄瀬戸,瀬戸黒,志野などが焼かれた。 16世紀末,佐賀県唐津では南朝鮮から導入された連房式登窯が築かれるようになった。この唐津窯をまねたのが慶長年間(1596‐1615)初めに織部陶を焼きはじめた岐阜県土岐市の元屋敷窯跡で,燃焼室および14房の焼成室から成る全長25mの長大な窯である。…

※「連房式登窯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android