連鉢(読み)れんぱつ

世界大百科事典(旧版)内の連鉢の言及

【托鉢】より

…インドでは婆羅門(ばらもん)教などに鉢をもって在家に食を乞(こ)うことが行われたが,仏教もその風習をとり入れ,出家した僧は,厳密に定められた種々の規律に従って行乞を行い,生活の手段とした。中国や日本では主として禅宗において行われ,軒鉢(けんぱつ)と称して家ごとに喜捨を乞うていく形式と,連鉢(れんぱつ)と称して一軒一軒立ちどまることなく道を歩く様式がある。服装は法衣をまくり上げる手巾(しゆきん)と称する紐を腰に締めて袈裟をつけ,頭に網代笠(あじろがさ)をかぶり,足に白脚絆・白足袋をつけ草鞋(わらじ)をはく。…

※「連鉢」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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