遅延型冷害(読み)ちえんがたれいがい

世界大百科事典(旧版)内の遅延型冷害の言及

【冷害】より

…低温となる時期が農作物の発育のどの段階かで被害のようすが違う。栄養生長期に低温にあうと,生育が遅れて十分に成熟できないので減収する遅延型冷害となる。幼い花器(イネでは幼穂)の伸長期,穂ばらみ期,開花期の低温では,花器が大きい障害を受けて障害型冷害となる。…

※「遅延型冷害」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む