遊郭案内書(読み)ゆうかくのあんないしょ

世界大百科事典(旧版)内の遊郭案内書の言及

【細見】より

…江戸時代から明治期まで発行された遊郭の案内書。略地図,家並図,妓楼(ぎろう)名,遊女名,遊女の階級合印(あいじるし),揚代(あげだい),芸者名,年中紋日(もんび)などを記す。遊郭の手引書としては遊女評判記の出版が先行しているが,1642年(寛永19)刊の《あづま物語》は案内書的性格が強いので細見の起りとされる。その後,遊女評判記から遊女の品評文を除き,家並図に妓名を入れた地理的案内書として独立したものが細見として定着した。…

※「遊郭案内書」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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