運動エネルギーの等分配則(読み)うんどうえねるぎーのとうぶんぱいそく

世界大百科事典(旧版)内の運動エネルギーの等分配則の言及

【マクスウェル=ボルツマン分布】より

…また,に注意すると,古典極限におけるマクスウェル=ボルツマン分布への移行が明らかになろう。 速度分布(1)から直ちに得られる結論の一つは運動エネルギーの等分配則である。温度Tの熱平衡状態では,質量の大きな粒子も小さな粒子も,また粒子間相互作用のいかんによらず,各粒子の運動エネルギーの平均値は等しく(3/2)kTである。…

※「運動エネルギーの等分配則」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」