世界大百科事典(旧版)内の運命の石の言及
【スクーン】より
…ピクト人の部族中心地であったが,9世紀にスコット人がピクト人を併合してアルバン王国を建国した際にその首都となった。このとき,国王ケニス・マカルピンがエティブ湖畔の城から戴冠用玉座をここに移し,以後〈スクーンの石(運命の石)〉と呼ばれて1651年のチャールズ2世に至るまでスコットランド王の戴冠場所となった。しかし石自体は1296年にエドワード1世がウェストミンスター・アベーへ運び去った。…
※「運命の石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」