世界大百科事典(旧版)内の遠心ブレーキの言及
【ブレーキ】より
…アンチスキッドブレーキは1947年にアメリカの戦略爆撃機ボーイングB47に用いられたのが最初とされているが,最近ではマイコンを用いた性能の優れたものが乗用車に使われ始めている。 摩擦ブレーキの特殊なものとしては,チェーンブロックなどのつり上げ機で手をゆるめたときに荷が下がらないようにするために用いるねじブレーキ,回転数が高くなると効き始める遠心ブレーキなどがある。なお,自動車の走行中,クラッチを切らずにアクセルから足を離したときに作用するエンジンブレーキは,エンジンの圧縮抵抗,エンジン・変速機の機械摩擦を利用した摩擦ブレーキとみなすことができる。…
※「遠心ブレーキ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」