世界大百科事典(旧版)内の選択的セーフガードの言及
【セーフガード】より
…特定産品の輸入急増によって,それと競合する国内生産者に重大な損害が生じている場合,またはそのおそれがある場合,緊急措置として,その産品の関税を引き上げたり,輸入数量制限などの措置を講ずることがある。この措置を一般に〈セーフガード〉とよんでいる。〈緊急輸入制限条項〉と訳すこともある。セーフガード発動の具体的措置としては,関税引上げ,関税割当制度(一定の割り当てられた数量以上の輸入に高関税を課す制度)の導入,課徴金の賦課,輸入数量割当て,輸入ライセンス発給停止などがある。…
※「選択的セーフガード」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」