世界大百科事典(旧版)内の選穂の言及
【米】より
…改良は種子の選択,苗作り,耕作法,施肥の改良,乾田化など稲作の全過程に及んでいるが,多収稲や土地に合った種類の選択は,多くの農民の帳簿からもうかがわれる。多収品種の発見は,ふつう選穂(えりほ)といって,同じ田の稲穂中の生育のよいものを選び,その種の試作を通じて新品種を選び出す方法によっている。その努力が各地域に多数の優良品種を成立させている。…
※「選穂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」