還元増感(読み)かんげんぞうかん

世界大百科事典(旧版)内の還元増感の言及

【増感】より


[化学増感chemical sensitization]
 写真乳剤に増感剤を加えて熟成すると,乳剤中のハロゲン化銀結晶は増感剤と化学反応を起こして結晶中に増感核を作る。用いる増感剤によって硫黄増感,還元増感および金増感がある。硫黄増感は乳剤に微量のチオ硫酸ナトリウム,有機硫黄化合物を加える増感法で,ハロゲン化銀結晶に硫化銀が生成して感光過程の効率をよくすると考えられる。…

※「還元増感」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む