郡内一揆(読み)ぐんないいっき

世界大百科事典(旧版)内の郡内一揆の言及

【沢氏】より

…北畠氏との関係は戦国末年の北畠氏の滅亡まで継続し,その間,伊勢に飯高(いいたか)郡神戸六郷,一志(いちし)郡小阿射賀(こあざか),多気(たき)郡御糸(みいと)などの分領を宛て行われ,軍役を奉仕している。その一方,本貫である大和宇陀郡では秋山氏,芳野氏等の有力国人とともに郡内一揆を結成し,北畠氏の権力すら容易に介入しえない自治区を創出した。郡内一揆に関しては,その文書中に宇太水分(みくまり)神社(現,菟田野町古市場)の社頭で誓約した享禄5年(1532)6月29日付の郡掟等,重要史料を残している。…

※「郡内一揆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む