郭汜(読み)かくし

世界大百科事典(旧版)内の郭汜の言及

【献帝】より

董卓(とうたく)が実権を掌握し,190年(初平1)に袁紹の挙兵を恐れた董卓に強制されて長安に遷都した。董卓が殺されたあとは,董卓の部曲将である李傕(りかく),郭汜(かくし)らに擁立された。196年(建安1)に洛陽に帰り,翌年に許に遷都して曹操を頼ったが,曹操の死後(220),魏王曹丕(そうひ)(曹操の子)に帝位を禅譲し,退位とともに山陽公となった。…

※「郭汜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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