世界大百科事典(旧版)内の郵貯論争の言及
【銀行】より
…これは,高度成長期にはそれほど著しくなかった現象である。 なお,銀行業をめぐる競争は,公的金融機関である郵便貯金が定額貯金を主力に増加を続け,個人預貯金や個人金融資産に占める相対的比率の上昇を招いたことに端を発して,郵便局対民間金融機関(とくに都市銀行)のいわゆる郵貯論争という形をとっても表れている。1981年に創設された期日指定定期預金は,規制金利の枠内で銀行が郵貯の定額貯金に対抗するためにつくった新商品である。…
※「郵貯論争」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」