鄭松(読み)ていしょう

世界大百科事典(旧版)内の鄭松の言及

【チン氏】より

…祖チン・キエム(鄭検)は16世紀,マク(莫)氏によってレ朝が中絶したおり,グエン・キム(阮淦)の幕下で再興に努力し,1545年キムの死とともに太師となって実権を握った。92年その子チン・トゥン(鄭松)がハノイを奪回しレ帝を迎えたが,99年以降自ら王府を開いて国政を掌握した。1627年から74年まではクアンナム朝と争い,また77年まではカオバンに拠るマク一族と戦った。…

※「鄭松」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android