配偶体不和合性(読み)はいぐうたいふわごうせい

世界大百科事典(旧版)内の配偶体不和合性の言及

【自家不和合性】より

…同型不和合性の場合は外部形態に差異がないので,交配によってのみ検出でき,一般にこの機構の多くは遺伝子によって制御されている。大別して配偶体不和合性と胞子体不和合性があり,前者は精子と卵細胞の受精後配偶子間の不調和によって発現するもので,アカバナ科,マメ科,ナス科植物などで古くから知られている。胞子体不和合性は花粉の性質が花粉を生じた胞子体の遺伝子型によって発芽を阻止される場合で,胞子体に生じた物質が細胞質を通じて配偶体に影響する。…

※「配偶体不和合性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む