世界大百科事典(旧版)内の配合設計の言及
【コンクリート】より
…逆に材料や施工方法がいかによくても,配合が適当でなければ所要の品質のコンクリートを得ることはできない。所要の強度,コンシステンシー,ワーカビリチーなどを実現するように配合を定めることを配合設計といい,実験に基づく試的配合を行うのが原則である。配合設計においては,コンクリート材料のうちもっとも高価なセメントの量をできるだけ少なくすることおよび収縮が小さくかつ材料分離が少ない良質のコンクリートを作るために,所要のワーカビリチーが得られる範囲内で単位水量(コンクリート1m3を作るのに要する水の量)をできるだけ少なくすることが重要で,具体的には以下のような手順で行われる。…
※「配合設計」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」