重化学工業化率(読み)じゅうかがくこうぎょうかりつ

世界大百科事典(旧版)内の重化学工業化率の言及

【産業構造】より

…チェネリーHollis Burley Chenery(1918‐ )は,製造業の成長の中心が鉄鋼業,非鉄金属工業,機械工業,化学工業などの重化学工業であることを実証している。製造工業の付加価値に占める重化学工業の割合を重化学工業化率というが,この比率は経済の発展とともに上昇する傾向がみられる。 これまでの産業構造分析が産業構成論という平面的な分析が中心であったのに対し,W.W.レオンチエフは,1941年に発表した《アメリカ経済の構造1919‐1929》のなかで,産業連関分析(〈産業連関表〉の項参照)の手法を利用して産業構造の変化を立体的にとらえようとした。…

※「重化学工業化率」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android