世界大百科事典(旧版)内の重質軽油の言及
【軽油】より
…一般に,灯油と重油の中間の沸点範囲をもつ石油留分を軽油(ガス油)といい,石油精製工程で生ずる中間製品および最終製品の両者に対してこの名称が使われる。中間製品としての軽油には軽質軽油と重質軽油があり,前者は常圧蒸留塔から得られる沸点範囲約220~340℃の留分,後者は減圧蒸留塔から得られる塔頂の留分である。最終製品としての軽油は軽質軽油を必要に応じて脱硫して生産され,圧縮点火エンジンの燃料になる。…
※「重質軽油」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」