野焼き(読み)のやき

世界大百科事典(旧版)内の野焼きの言及

【土器】より

…特殊例として,中国殷代には,純良のカオリナイトからなる白い土(陶土,カオリン)を用いて1100℃前後で焼成し,白く仕上げた硬質の土器(白陶)がある。600~800℃程度の焼成は,平地か凹地に燃料と土器を積み上げて焼く野焼きで十分である。しかし1000℃以上の高温で焼くためには,壁,天井,焚口,焼成室,煙出しを備えた(かま)を必要とする。…

※「野焼き」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む