世界大百科事典(旧版)内の量的決定説の言及
【性】より
…すなわち,A/Xが2なら雄,1なら雌,その中間の値なら間性になるという〈性決定因子の平衡説〉が提唱されている。またマイマイガ(ZW型)は,Z染色体の遺伝子産物である雄因子と,卵の細胞質中にある雌因子の量的な違いによって決まるという説がある(量的決定説)。 さて,このように遺伝的に決まると,未分化な生殖腺原基は,正常に発生して雌雄の区別がついてくる。…
※「量的決定説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」