量程車(読み)りょうていしゃ

世界大百科事典(旧版)内の量程車の言及

【記里鼓車】より

…車上に木製の人形がおり,1里を行くごとに太鼓を打ちならした。西暦前1世紀末に書かれたローマのウィトルウィウスの《建築十書》に書かれた〈行程車〉や江戸時代に伊能忠敬が測量に使用した〈量程車〉はいずれも同じ原理であるが,両者はいずれも歯車仕掛けで車輪の回転数を読みとるもので,太鼓や木製の人形などはない。【藪内 清】。…

※「量程車」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」