量詞(読み)りょうし

世界大百科事典(旧版)内の量詞の言及

【中国語】より

…文法要素が,中国語の場合このように,〈分析的〉な場合とともに,〈分析〉も〈統合〉もなく,言表そのものが存在せず,しかもまたそうした意味内容がそこに存在しないとはいえない場合があるというこのことは,中国語を扱ってつねに忘れてはならない事がらの一つである。 中国語の文法構造上の特点として,また中国人のいう〈量詞〉,つまり名詞その他について馬ならば〈匹〉,牛ならば〈頭〉,羊ならば〈隻〉というように,多くの場合数える対象物によって異なる〈類別詞〉のあることが挙げられる。日本語でも,人ならば〈ひとり〉〈ふたり〉,鳥ならば〈いちわ〉〈にわ〉〈さんば〉という数え方をするのと似ているが,日本語ならかならず〈ひとりの人〉〈二羽のうぐいす〉というところを,中国語では〈一個人〉〈両匹馬〉というように,〈の〉に当たる語なしに,ただちに〈人〉や〈馬〉に接続する点がちがう。…

【ナシ語】より

…形容詞は名詞の後に置かれるが属格助詞をともなって前に置くことも可能である。量詞(類別詞)は豊富で,数詞を含む名詞句のみではなく,指示詞に限定される名詞句にも,名詞―数詞(または指示代名詞)―量詞の型が使われる。例,çi dш ku〈ひと一人〉,γш thш phu〈あの牛〉(斜字は量詞)。…

※「量詞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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