金春札(読み)こんぱるさつ

世界大百科事典(旧版)内の金春札の言及

【金春流】より

…ただ,1681年(天和1),86年(貞享3)に出版された謡本(六徳本)は,強吟(つよぎん)・弱吟(よわぎん)を記した最初の版行謡本で,この出版には元信が関与したらしい。金春家は奈良に領地をもち,幕末には知行所に通用の〈金春札(こんぱるさつ)〉と呼ばれる銀札(私製の紙幣)の発行を許されている。 金春座には,禅竹以前から存在していた大蔵大夫をはじめ,宮王(みやおう)大夫,春日(しゆんにち)大夫などの傍流があったが,金春安照の三男氏紀が名跡を継いだ大蔵大夫(大蔵庄左衛門家)以外は,江戸時代以前に絶えた。…

※「金春札」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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