金椀・鋺(読み)かなまり

精選版 日本国語大辞典 「金椀・鋺」の意味・読み・例文・類語

かな‐まり【金椀・鋺】

〘名〙 金属製の椀(わん)。かなわん
霊異記(810‐824)中「設くる器皆鋎(カナマリ)にして、荷(にな)は使(し)むる人三十人〈国会図書館本訓釈 鋺 カナマリ〉」
※宇治拾遺(1221頃)九「大蛇の、目はかな鞠を入たるやうにて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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