針売り(読み)はりうり

世界大百科事典(旧版)内の針売りの言及

【針】より

…ほかに大津の池川(いけのかわ)(池側)針も著名であったが,これは御池の側にあった姉小路針屋が移転したものともいう。 豊臣秀吉が少年のころ,村を出る際に父の遺産で縫針を求め,それを売って歩いたという話が《梧窓漫筆》に見えるが,《守貞漫稿》には針売りについて,男子や老姥あるいは小間物屋が針を売る,京都のみすや針が著名なので江戸でも〈みすやはりはよろし〉という呼声をかけると記されている。針の値段は,《京都土産》に,〈本みすや製,角溝之品五本ヅヽ長短十品,都合五十本に而代二百四十八文,丸溝之分同代弍百文,其以下百四十八文之品も有之趣之処,是は性劣れる由〉とある。…

※「針売り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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