世界大百科事典(旧版)内の鈴木悦三郎の言及
【経営・経営管理】より
…昭和初期に入ってテーラー・システムの導入をはかった企業にライオン歯磨,呉造船所等々の例がある(〈科学的管理法〉の項参照)。
[鈴木悦三郎の《工場管理実学》]
この科学的管理は日本の実務家や研究者にどのように受けとられたのであろうか。1912年(大正1)工場管理の研究でアメリカおよびヨーロッパに渡った古河鉱業の鈴木悦三郎は,帰国後,日光精銅所の所長となって工場管理の合理化を行い,2年で工員数半減,賃金2倍増,総経費3割削減に成功したという。…
※「鈴木悦三郎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」