鈴木春重(読み)すずきはるしげ

世界大百科事典(旧版)内の鈴木春重の言及

【司馬江漢】より

…江戸に生まれ,本名は安藤吉次郎,のち土田氏に入夫して勝三郎または孫太夫といったと伝える。画家として姓を司馬,名を峻(しゆん),字を君岳(くんがく)と称したが,青年期の浮世絵師時代には鈴木春重,肉筆美人画では蕭亭(しようてい)春重,漢画と洋風画では江漢,春波楼(しゆんぱろう),晩年には不言,無言,桃言などと多くの号がある。少年期に江戸狩野に入門し,のち鈴木春信門下の浮世絵師となり,1770年(明和7)春信の急死後,おそらく版元の強請によりその偽版を作った。…

※「鈴木春重」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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