世界大百科事典(旧版)内の鉄アルミナ富化作用の言及
【ラテライト】より
…その結果,塩基やケイ酸が強度に溶脱され,鉄やアルミニウムの含水酸化物が残留して相対的に富化する作用に対して,ラテライト化作用という用語が用いられた。しかしラテライトの形成過程,すなわちプリンサイトが硬化してラテライトとなる過程との混同を避けるため,最近では土壌生成作用を示す用語としてはあまり用いられず,その代りに鉄アルミナ富化作用と呼ばれるようになってきている。
[ラテライト性土壌]
湿潤熱帯に広く分布する土層の厚い赤色味の強い土壌。…
※「鉄アルミナ富化作用」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」