鉄崖体(読み)てつがいたい

世界大百科事典(旧版)内の鉄崖体の言及

【楊維楨】より

…31歳で進士,のち中途退官し,江南の都市での自由な生活を貫き,詩酒の会の主賓として,パトロンの顧瑛(1310‐69)とともに,のちのちまでこの種の文化人の憧憬の的となった。〈鉄崖体〉とよばれる歌謡風の〈古楽府(こがふ)〉約550首は,題材を多く伝説にとるほか,史実や遊行すら竜や仙人の住む奇怪な幻想の世界にいろどられている。【松村 昂】。…

※「鉄崖体」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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