鉢巻(建築)(読み)はちまき

世界大百科事典(旧版)内の鉢巻(建築)の言及

【倉∥蔵】より

…普通の土蔵造は,柱の間に縦横に丸竹または細丸太を組み合わせ,木舞(こまい)をかき,これに縄をかけて泥土を塗り固めて芯の構造を作り,その外に泥を塗りさらにしっくいを塗って仕上げるものである。屋根との間も火がまわりやすいので,鉢巻と呼んで,段をつけたり,斜めの持出しにして壁を塗った。入口や窓には板戸の表裏に厚く壁土をつけた扉を釣り込み,入口にはさらに裏白(うらじろ)と呼ばれる表だけに壁土をつけた引戸と格子戸を設け,ふだんは扉は開け放しにして,裏白だけを引いて戸締りをした。…

※「鉢巻(建築)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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