鉱税銀(読み)こうぜいぎん

世界大百科事典(旧版)内の鉱税銀の言及

【礦税の禍】より

…このとき宦官の多くは無頼の徒をしたがえ,勅旨の名のもとに官吏・富豪をおびやかし,いたるところで不法な誅求を行った。そのため諸方で〈民変〉(民衆の暴動)が起こり,官僚の一部からも強い反対運動が起こったので,1605年にはいったん開鉱をやめ,税務も官吏の手に返したが,この間,宦官より宮廷の庫に進められた鉱税銀はほとんど300万両におよんだという。しかし結局20年(泰昌1)神宗の死にいたるまでその禍はやまず,世にこれを〈鉱税の弊〉〈礦税の禍〉といい,また〈明の亡ぶは,崇禎に亡びずして万暦に亡ぶ〉ともいわれ,明の滅亡の兆しとされる。…

※「鉱税銀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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