世界大百科事典(旧版)内の鋲形ネウマの言及
【楽譜】より
…線の数も1本から18本などというものも行われたが,徐々に4本ないし5本が標準とされるようになった。13世紀になると,4本譜線つき角形ネウマが一般的に用いられるようになり,ヨーロッパ各地に普及したが,ゲルマン系のゴシック・ネウマ(鋲形ネウマ)はその後も長く使用されていた。今日でもローマ・カトリック教会では,グレゴリオ聖歌集に4線譜つき角形ネウマを採用している。…
※「鋲形ネウマ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」