《鋳剣》(読み)ちゅうけん

世界大百科事典(旧版)内の《鋳剣》の言及

【刀剣】より

…そもそも黄帝,蚩尤(しゆう)といった伝説上の人物に,刀剣製作の創始が仮託されたりもするのである。魯迅の《故事新編》におさめる《鋳剣(ちゆうけん)》は,眉剣尺(みけんじやく)が非命にたおれた剣づくりの名匠であった父親のため,得体の知れぬ黒い男の手助けで,のこされた雄剣とみずから打ち落とした首とでもって仇討をとげる異常な復讐譚として知られる。この小品は,《列士伝》《孝子伝》《捜神記》などにみえる干将(かんしよう)・莫邪(ばくや)夫妻とその子眉間尺(赤)にまつわる〈三王冢〉の伝承にもとづく。…

※「《鋳剣》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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