鋳銭司俸(読み)ちゅうせんしほう

世界大百科事典(旧版)内の鋳銭司俸の言及

【公廨稲】より

…平安時代前期における各国別の公廨の本稲数については,弘仁・延喜の両主税式にくわしい。なお一般の公廨のほかに,大宰府官人に対する府官公廨(合計100万束)が筑前・筑後・肥前・肥後・豊前・豊後6国に,鋳銭司官人に対する鋳銭司俸(合計5万6000束)が備後・周防両国に置かれていた。このような公廨稲制度も,律令制の衰退とともに衰え,平安後期には形骸化した。…

※「鋳銭司俸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む