鋳銭司俸(読み)ちゅうせんしほう

世界大百科事典(旧版)内の鋳銭司俸の言及

【公廨稲】より

…平安時代前期における各国別の公廨の本稲数については,弘仁・延喜の両主税式にくわしい。なお一般の公廨のほかに,大宰府官人に対する府官公廨(合計100万束)が筑前・筑後・肥前・肥後・豊前・豊後6国に,鋳銭司官人に対する鋳銭司俸(合計5万6000束)が備後・周防両国に置かれていた。このような公廨稲制度も,律令制の衰退とともに衰え,平安後期には形骸化した。…

※「鋳銭司俸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android