鍵の権力(読み)かぎのけんりょく

世界大百科事典(旧版)内の鍵の権力の言及

【鍵】より

…ドイツ中世後半,都市法が行われた時期以後では,少なくとも日常に関する範囲内では,妻が夫の同意をまたず単独に取引できることが法律上認められるようになった。妻のこうした独立の処分権を学者は〈鍵の権力Schlüsselgewalt〉という。中国では家長も主婦も家務をあずかることから,ともに当家とか当家的とかいわれたが,主婦はとくに帯鑰匙的つまり〈鍵をもっている人〉といわれた。…

※「鍵の権力」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む