鍵屋の辻(読み)かぎやのつじ

世界大百科事典(旧版)内の鍵屋の辻の言及

【伊賀越の敵討】より

…幕府の命により忠雄の舅元徳島藩主蜂須賀蓬庵(家政)は半左衛門を預かったが,ひそかにこれを殺し,旗本側も又五郎を逃がして,又五郎は奈良の伯父河合勘左衛門方にひそんだ。34年11月7日伯父らとともに総勢約20人で奈良から伊賀を経て江戸に向かう又五郎を,数馬は姉婿荒木又右衛門および若党2名と上野西端の鍵屋の辻に待ち伏せ,ついに又五郎を討ち取った。弟のための敵討は異例であるが,江戸初期にはほかにも例がある。…

【上野[市]】より

…組紐,伊賀焼,伊賀肉などが特産物であるが,名阪国道(国道25号線)の開通(1965)によって各種の工場も進出してきている。城跡の白鳳公園に再建(1935)された天守閣(城跡は史跡)や近郷から移築され,伊賀流忍術に関する資料を集めた忍者屋敷,市街地北西の〈伊賀越の敵討〉で有名な鍵屋の辻は観光客を集めている。俳人松尾芭蕉の出身地で俳聖殿など関係遺跡が多く,毎年10月12日には芭蕉祭が催される。…

※「鍵屋の辻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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