鏡御影(読み)かがみのみえい

山川 日本史小辞典 改訂新版 「鏡御影」の解説

鏡御影
かがみのみえい

親鸞聖人像(しんらんしょうにんぞう)

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の鏡御影の言及

【鎌倉時代美術】より

…明恵自身の描写も似絵風で,決して理想化された形式的なものではない。似絵では藤原隆信の子信実が1221年(承久3)に描いたと考えられる《後鳥羽天皇像》(水無瀬神宮)やその子専阿弥陀仏の《親鸞上人像》(鏡御影。西本願寺)などがこの期を飾っている。…

【本願寺】より

…他に著名な建築として飛雲閣がある。寺宝では《親鸞聖人像》(鎌倉時代,国宝)があり,親鸞存命中の寿像で似絵(にせえ)の特色をもち,〈鏡御影(かがみのみえい)〉と呼ばれている。他に3世覚如の絵伝《慕帰絵詞》(室町時代,重要文化財),後鳥羽天皇宸翰11通を含む〈熊野懐紙〉(鎌倉時代,国宝),《三十六人集》(平安時代,国宝)などがある。…

※「鏡御影」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」