世界大百科事典(旧版)内の鐘淵紡績新町工場の言及
【新町[町]】より
…江戸時代には神流川の渡しをひかえた中山道の宿場町で,1877年に官営模範工場として内務省勧業寮新町屑糸紡績所が開業(1887年三井に払い下げられ新町三越紡績所となる)して以来,昭和初期まで製糸業の町として発達した。紡績所は1911年に鐘淵紡績新町工場となり,近年まで生糸をつくっていたが,現在は食品工場に転換している。高崎線,国道17号線などが通り交通の便がよいため,ほかに自動車部品,電機,金属製品などの工場も多い。…
※「鐘淵紡績新町工場」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」