長側(読み)ながかわ

世界大百科事典(旧版)内の長側の言及

【鎧】より

…大鎧の形状は鉄薄板金や革を長方形に切断した小札(こざね)のはしを革で重ね,横に並列してからんだ小札板を,韋(なめしがわ)あるいは組糸で1段1段上下につづりあわせて形成する。立挙(たてあげ)が前2段,後ろは押付板(おつつけのいた),逆(さか)板,三の板の3段とし,衡胴(かぶきどう)(長側(ながかわ))すなわち胴回りは4段にして正面,射向(いむけ)(左脇),背面とつらなり,右脇の引合せの闕(あき)に別に壺板(つぼいた)に蝙蝠付(こうもりづけ)をもって草摺(くさずり)を垂れた脇楯(わいだて)をあてる。胴の正面には弦走韋(つるばしりのかわ)を張る。…

※「長側」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android