世界大百科事典(旧版)内の長尾郁子の言及
【福来友吉】より
…催眠の研究を続けるが,1910年透視の存在を知り,御船(みふね)千鶴子(1886‐1911)を対象に透視の研究を開始。同年11月長尾郁子(1871‐1911)の透視能力を研究中,透視目標にした未現像の写真乾板にカブリが見られ,そのことから念写(心霊写真)の可能性を推定,翌12月長尾を対象に最初の念写実験を行い,センセーションをまきおこした。さらに数名を対象に実験を重ね,結果を《透視と念写》(1913)としてまとめる。…
※「長尾郁子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」