事典・日本の観光資源 「長浜曳山まつり」の解説
出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
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…一方民俗芸能では,曳山(ひきやま)狂言といわれる山車の上で行われる子供歌舞伎が,滋賀県長浜市,岐阜県不破郡垂井町,石川県小松市などで神社の春祭を中心に奉納されている。最もよく知られているのは,長浜曳山まつり(4月14~16日)で,5,6歳から11,12歳の子ども(かつては少年のみ)が,曳山を舞台として《忠臣蔵》《恋女房染分手綱》《源平屋島日記》など子どもには至難と思われる演技を奉納している。これは1769年(明和6)以来の記録をもつ。…
…滋賀県北東部,琵琶湖の北東岸に位置する市。1943年市制。人口5万7082(1995)。中世は八幡荘今浜と呼ばれ,佐々木京極氏の部将今浜氏居館の地であった。1573年(天正1年)戦国大名浅井氏滅亡後,その旧領坂田,浅井,伊香3郡の大部分を領有した羽柴(豊臣)秀吉は,坂田郡今浜に築城して長浜と改名,旧小谷(おだに)城下から一部の寺社や町を移し,南北に碁盤目割りの城下町を形成した。82年本能寺の変後,湖北は柴田勝家領となり,長浜城には甥の柴田勝豊が在城したが,翌83年の賤ヶ岳(しずがたけ)の戦後,再度秀吉の手に帰した。…
※「長浜曳山まつり」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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