長瀬荘(読み)ながせのしょう

世界大百科事典(旧版)内の長瀬荘の言及

【山論】より

…山野の境相論は用益・開発関係が相互に入り組んでおり,かつ証拠となる公験(くげん)等が十分ではないから,いったん発生すると容易に決着のつけがたいものとなった。例えば1199年(正治1)の伊賀国黒田荘と大和国長瀬荘の境相論では,〈山野谿谷の習,際目(境目)の不審出来するの日,其沙汰煩多し〉と述べられている。こうした解決困難な中世の山論では,次のような慣習法が形成された。…

※「長瀬荘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む