長田家(読み)おさだけ

世界大百科事典(旧版)内の長田家の言及

【加島屋】より

…1731年(享保16)堂島米年寄(のちの米方年行司)に任じられ,以後幕府の御買米,御用金などの課徴に際しては,つねに最高額を負担した。長田家は享保年中(1716‐36)から米仲買として玉水町にあり,のち大川町に移り経営を伸張させ,83年(天明3)公銀御貸付組合の一員に指名され,1867年(慶応3)兵庫開港に際し兵庫商社頭取に就任するなど,後期には鴻池,広岡家とつねに同一歩調をとった。分家に十人両替の一つとなった作五郎家,作次郎家を擁したが,73年官公金預りの焦げつきで倒産した。…

※「長田家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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