長野録郎高友(読み)ながのろくろうたかとも

世界大百科事典(旧版)内の長野録郎高友の言及

【香具師】より

…商売の仕方によって,大地に座って威勢よく啖呵(たんか)(口上)をつけるコロビ,居合抜きその他で大勢人を集める大ジメ,組立店のサンズン,風船・飴などを売るコミセ,興行のタカモノなどに分かれる。その起源については,香具師の親分連が秘蔵する《十三香具・虎之巻》によれば,源頼朝の密命を受けた長野録郎高友が薬売りをしながら各地で隠密探索をしたことに始まり,大岡越前守のとき,香具師が隠密をして犯人逮捕に協力することとひきかえに営業を公許されたとか,香具師は聖徳太子の二子に始まるとするなどの伝承があるが,定かではない。香具師はしばしばみずからを神農と称するが,その職神は薬種神の神農皇帝であり,親子盃その他の儀式に際しては,神農の掛軸が飾られる。…

※「長野録郎高友」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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