…また,門が外に対して家を象徴するところから,家・屋敷そのものを門と呼ぶことがあった。他方人間集団に関して,譜代の下人・被官などを門の近くの小屋に住む者の意で門または門の者と呼んだり,家そのものに比重をかけて,家を構成する人々を一族・一門の意味で門と呼んだりした。薩摩国では室町時代のころより,領主の収取単位となる農民数個の家族や経営の集合体が門と呼ばれ,江戸時代の門割(かどわり)制度の前提となったが,この用法は,農民の家族・経営体そのものを指す門と領主の隷属民としての門の意味が重ねられて生まれたケースであると考えられる。…
※「門の者」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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