開戦責任(読み)かいせんせきにん

世界大百科事典(旧版)内の開戦責任の言及

【戦争責任】より

…第1次大戦は国家総力戦の様相を示したが,交戦諸国が戦争に民衆を動員するには戦争の名分を国内に宣伝し,戦争の原因を民衆に宣伝する必要があった。このため開戦責任を相手になすりつける形で,交戦諸国は戦争責任問題を宣伝した。大戦後のベルサイユ講和条約は,戦争で諸国の政府と国民のこうむったいっさいの損害の責任はドイツにあるとし,領土の割譲や多額の賠償金などをドイツに要求した。…

※「開戦責任」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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