世界大百科事典(旧版)内の間代性痙攣の言及
【痙攣】より
…不随意かつ急激な筋肉の収縮をいう。筋肉の異常な収縮が長く続き筋肉がこわばった状態になるものを強直性tonic痙攣,筋肉の収縮と弛緩が交互に反復する状態を間代性clonic痙攣とよぶ。痙攣という名称は,非常に広い範囲の内容を意味しており,いくつかに分けられる。 (1)コンバルジョンconvulsion 癲癇(てんかん)の大発作に代表される全身性の激しい痙攣をさす。(2)クランプcramp 有痛性の痙攣で,正常でも〈こむらがえり〉として経験される。…
【ひきつけ】より
…全身性強直性痙攣の意味合いが強く,また小児に用いられることが多い。
[痙攣発作]
痙攣発作は筋肉の急激な不随意的収縮で,一瞬の収縮(攣縮)を反復する間代性痙攣,数秒~数分間持続する強直性痙攣などがある。全身性痙攣ではふつう,同時に意識が失われる。…
※「間代性痙攣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」