間接的消費者金融(読み)かんせつてきしょうひしゃきんゆう

世界大百科事典(旧版)内の間接的消費者金融の言及

【消費者金融】より

…かつては消費者金融という場合には,社会保障や共済制度,医療制度の不十分さから消費者の生計の一時的不足を補う社会政策的意味をもつものであったが,今日では耐久消費財の大量生産に伴って賦払信用の拡大などによる経済政策のなかで重要な地位を占めるようになっている。消費者金融は,金融機関の側からみて,金融機関が提携先のメーカー,ディーラーを通じて消費者に信用供与する提携方式(間接的消費者金融)と,金融機関が直接に消費者に信用供与する非提携方式(直接的消費者金融)の二つに分けられる。前者は金融機関とメーカー,ディーラーなどの提携先企業との間に包括保証契約がなされ,提携先企業の販売する商品の購入資金が供与される方法であり,後者は,金融機関が特定の消費財の購入を行う消費者のために信用供与を行う場合で,その返済は一括払いか大半は割賦返済である。…

※「間接的消費者金融」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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