関東州労働保護会(読み)かんとうしゅうろうどうほごかい

世界大百科事典(旧版)内の関東州労働保護会の言及

【大井憲太郎】より

…99年大日本労働協会,小作条例期成同盟会を組織,翌年普通選挙同盟会の評議員となり再び労働者,細民の運動を展開した。1902年海外移民調査会を作り,移民事業への関心を示し,05年満州に渡り翌年関東州労働保護会を組織し,労働者をはじめとする満州移民を奨励したが,もはやそこにはアジア民族への連帯の志向は失われ,大陸浪人一般となんら変わらぬ侵略主義が見られるのみであった。〈民権と国権の確立〉を同時的課題とせざるをえなかった近代日本の思想の苦悩の軌跡といえる。…

※「関東州労働保護会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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